パソコンやインターネットに完全に毒されている僕の身体は「まっく」と聞けば「あっぷる」と条件反射的に答えるよう子供の頃から躾けられているのですが、一般的には「まっく」といえば「はんばーがー」と答えるように、あめりかのおじさんから教えられている訳ですね。
そんな「あめりかおじさん」の教えに真っ向から逆らう映画が、これまたおじさん本人から送られたものだから、ニッポンの子供たちは混乱をきたし、教育の現場は不登校や学級崩壊が相次いでいるそうです。
この「Super Size Me」は30日間マックだけを食べつつけるドキュメンタリー映画ですが、元Super Sizeで糖尿病予科練に所属していた3年前の僕ならば難なくクリアだったかも。
観る前は僕もご多分に漏れず「一体30日後はどうなるんだろう?」という興味ばかりが先に立っていましたが、観ているうちに今まで知らなかったファストフード産業の実態が晒されていくので、被験者の結果よりも「こんなもの食べさせられていたのか」という驚きの方が強くなっていきます。
映画を観ながら「うーん、マックはもう食べるのよそう」と言ったその口でペヤング食べてました。僕の場合は30日間ペヤングだけでも全然大丈夫な気がします。タイトルは「Square Face Me (邦題:四角い顔)」。