Column

Appenzeller kase & Lindt Lindor Stracciatella

20日間に渡ったヨーロッパツアーも無事終了し、ようやく日本に帰って来ました。毎回かならず海外に行くと体重も海外サイズになってしまい、日本に帰ると「あれ?太った?」と言われ「いや〜時差ボケで、むくんだだけ」と苦しすぎる言い訳をしていたので、今回は「絶対に太らないで帰って来る!」と日本に言い残して、悲壮な決意で戦地に赴いたのであります。

しかし、やはりヨーロッパ列強は手強い。何せ1品の皿のサイズが違う。駅のホームの吊り時計ほどある大きさの皿に、これまたスーパーサイズのステーキとか乗っかっちゃってたりして。それでも「ランチ」だからまた困る。決意の固い僕は「サラダだけで」なんて言って楽しいランチの場を若干シラけさせたりするのですが、それも心配無用。出てくるサラダもかかっているドレッシングの量もスーパーサイズなので、その大きさだけで「おぉ」なんて言って盛り上がれるのです。
それほど決意の固い僕でしたが、チョコ&チーズ王国スイスは強かった。完敗です。美味しすぎる。オフ日を利用して、あの高級チーズAppenzellerのチーズ工場を見学しに行ったりしたのですが、これがまた美味い。しかもチーズを作る作業員たちのテンポの良さと言ったら、、、彼らのリズム感に敬意を表して今度Appenzellerチーズの曲を1曲作ることにしました。


そしてチョコ。チューリッヒ郊外の小さいガソリンスタンドで「あ、Lindtだ」と思って何気なく買ったLindorのチョコがこれまた激ウマ。まん丸のホワイトチョコを噛むとトロリあふれ出すバニラクリーム。ホワイトチョコの裏にはキャラメルがコーティングされて中のクリームとベストマッチ。小さい頃、ドラえもん11巻でのび太が買った「百年後のおかし」を見て「食べたい!」と思ったことのある人は、このLindor Stracciatellaを食べれば必ずや「ビンゴ!」と思うに違いありません。僕も食べた瞬間にそう思っちゃったほど。写真を撮る前に全部平らげてしまいました。こんな強力なチョコがガソリンスタンドの片隅に置いてあるとは・・・恐るべし、スイス。

というわけでスイスでこそ美味しすぎる苦杯を舐めましたが、帰国しておそるおそる体重計に乗ってみると、何と±0kg!良かったー。
ホッとしたのか帰国してから日本酒で毎日祝杯あげ続けてます。それじゃ意味ないっつーの。

コメントする

*

頂いたコメントは、内容を確認してから公開しておりますので、掲載されるまで時間がかかる場合があります。またメールアドレスはサイト上に掲載されません。