【Sotte Bosse】
<ナカムラヒロシ>
ナカムラヒロシくんと初めて会ったのは、8年くらい前の吉祥寺スターパインズカフェでのイベントにて。i-depライヴの後に僕がDJをやって、その後キャッシャーの近くで2人でずっと喋っていたのが初めての会話でした。
その後も名古屋のイベントで一緒にDJをしたり、Suono Dolceでふたりで生放送番組をしたりと、何かとご一緒させてもらっています。
彼はルックスも行動も破天荒きわまりないのですが、彼の作り出すサウンドには、破天荒の中にも信じられないほどの繊細さが編み込まれているのです。
その繊細さが楽曲中でキラキラと反射して、何とも言えない美しさを湛えるのです。
この美しさはナカムラヒロシにしか出せないもので、他ではちょっと聴いたことがありません。誰にも真似のできない美しさです。
でもおそらく彼自身はそのことに気づいていません。これを読んでもまだ気づかないことでしょう。
破天荒な人間が持つ宝石のような美しさって無意識で天然なのだなあ、と彼の音楽を聴くたびに感じます。
<Cana>
Canaちゃんときちんとご挨拶できたのはそのイベントではなく、その後i-depを僕のイベントにお呼びした時でした。
彼女のオーラは当時から凄まじく、彼女の周囲の半径3mだけ光が違って見えるような感じでした。
そして誰もが聴き惚れるあの歌声。発光体から歌声が響き渡るような感覚でi-depのステージを観ていたのを憶えています。
Canaちゃんの歌はi-dep、Sotte Bosse、そしてCanaソロでそれぞれ趣が違っていて彼女のいろいろな魅力を感じるのですが、それでも発光体から歌声が響くあの感覚は共通しています。
そしてCanaちゃんで忘れてはならないのが、会話の時のテンションの高さとマイペースさ。つい先日も僕の番組にゲスト出演してくれたのですが、そのテンションでスタジオが一気に華やぐのです。
やっぱりCanaちゃんは歌っている時もそうでない時も発光体なのです。
今回のステージでもそのオーラをまた体感できると思うと、今から楽しみでなりません。