僕が描く絵のヘタさ加減はそんじょそこらの凡人とは訳が違います。まさに天才的なヘタさ。パースという概念にとぼしいらしく常に2Dの「ちびまる子ちゃん」状態。僕としては超立体的に書いているつもりでも、いざ描き上がると地中海の洞窟の壁画みたいになっているという事実は、すでに世界七不思議のひとつとして世界中に紹介されています。
就職活動でナムコを受ける時に企画書審査というのがありまして、一次審査でゲームアイデアを企画書に書いて、審査に通ると二次審査ではその企画書を実際にプレゼンする、という試験でした。自分の持っているだけの最高のデッサン力とサクラクーピーペンシルを駆使して、自分的にはまるでCGのような企画書を描き上げました。で、それをまずはQYPTHONEのメンバーに見てもらってね。QYPTHONEは他の2人とも絵に一家言持っていて、ボーカルの泉ちゃんに至っては某有名美大の油絵科だったりするんですね。で、何と2人とも大絶賛するんですよ!お〜、やっぱり僕には画才が!喜び勇んで理由を聞くと、「奥に行くにつれて広がるパースなんて描こうと思っても描けない。芸術的だ!」「これをワザと描けるなんてスゴい!」・・・あのーすいません、自分としては正確な遠近法なんですけど。。。今年のクリスマスプレゼントでサンタさんは僕に「デッサン力」をくれないかなあ。