Column

【電子書籍】

小説以外の本ならば、何となく週に2〜3冊くらいのペースで読んでます。
寝る前とか、仕事サボってる時とかに。

僕のばあい自宅で仕事をすることが多いので、通勤時間というのがほとんど無いんですね。毎週木曜のSuonoDolceに行く時か、スタジオでレコーディングをする時くらい。
だから仕事の合間などに本を読むには、寝るかサボるかしないといけないのです。そういう事情もあって仕方なく仕事をサボることにしてるんですよね。



本というのはこれまた年齢とともにどんどん増えていくもので。溢れかえる本棚を見るたびに自分がどれほど齢を重ねたかを思い知らされるようで、精神衛生上にも何とかならないものかと考えていたのですよ。
そこに降って湧いた昨年からの電子書籍ブーム到来。
僕も現在100冊/月のペースで本棚の本を片っ端からPDF化して、本棚のアンチエイジングを図っています。
おかげで最近はリアル本棚がスッキリ。



本も音楽も最近は完全にデータ化されるのが主流ですね。これからもその傾向はドンドン強まるのでしょう。
確かに「読む」とか「聴く」だけが目的のものであれば、僕もそれで全然OKだと思ってる派なのですが、
「触れる」
とか
「愛でる」
ってことになると話は別なのです。

そこには、懐かしさとか、幼児体験とか、肌触りとか、自分の生きてきた記憶の証が伴うのですよね。これは人それぞれの感情に根ざしているから、データではどうすることも出来ないのですね。



これから先の時代になって、脳波すらコントロールできるようになって、触覚や嗅覚さえも疑似体験できる時代が来るようになるとは思いますが、
「自分自身が生きてきた証」
としての記憶や肌触りはずっと大事にしたいんですよね。



ちなみに、絶対に電子書籍化できない、僕の記憶の主たちw

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