最近よく問題になっている「地方空港の作り過ぎ」。
日本の空港って102もあるのですねー。都道府県の数の2倍以上もある。確かにそれは作りすぎだわ。
もちろん背景に沢山の問題があるとは思うし、マスコミも「誰々のせいだ」というキャンペーンは張るけれど、
「作っちゃったものをどうするか?」
については何の知恵も聞こえてこない。
別のニュース番組では、連休や大雪での交通渋滞情報。
東名高速の渋滞で並んでいるのはほとんどトラック。
渋滞の大きな理由は運送業のトラックなんだねー。
トラック輸送が減ったら高速道路の渋滞は激減するんだろうなあ、としみじみ。
あれ・・・?
そしたら道路で運んでいる荷物を空輸すればいいんじゃないの?
各運送会社が専用の飛行機を購入して、地方空港から地方空港へ空輸すればそれで済むんじゃないかな。
わざわざ高速道路で東京を通り過ぎる必要も無いから、首都圏のトラック数も激減。
地方空港も、旅客とは別に貨物での収入が見込めるし、その方が収入的には比較的安定するはず。
何の飛行機も飛ばない飛行場よりよっぽど良いと思うんだよね。
「不景気で貸し出し先が無い」とこぼす銀行は、運送会社に飛行機購入資金を貸し出せば良い。
飛行機の購入が高ければリースでも良い。
日本郵政も相乗りして、国が資金を貸し出しても良い。
郵政の資金がどうのこうの言うのなら、まさにこういう部分にお金を出せば良いんだよなあ。郵便事業とも関連が深いんだから。
引っ越し会社や建築会社と組んでも良さそう。
とにかく、長距離の荷物はどんどん空輸させる。
トラックの運転手さん達の仕事は超長距離ではなくなって、地元と空港とを運搬する短距離の運転になる。または空港での搬入搬出に従事しても良いかも。
いずれにしても過酷な長距離運転の過労や睡眠不足が無くなるはず。
たぶん大人の事情が100万個くらいあって実現できないんだろうけど、日本の運送会社って意外にフットワーク軽いから、やろうと思えばできる気がする。
みんなでブーブー言うよりもとりあえずやってみればいいのになあ。