中塚武ソロ活動10th Anniversary Yearのスタートとなった2013年。

第1弾「Lyrics」は、作詞・作曲・編曲はもちろん、歌唱・ピアノ演奏・プログラミング・管弦オーケストラアレンジに至るまで、全て本人自らが手がけ、シンガーソングライター：中塚武としての才能が開花した作品となりました。

第2弾「Big Band Back Beat」では、男気溢れる新世代ビックバンド、イガバンBBと共演。自身のルーツとも言える古今東西の楽曲を全編ビックバンド・アレンジでカヴァー。編曲家：中塚武の真骨頂ともいうべき、アレンジャーとしての才能を遺憾なく発揮！スリリングでスウィンギンなコラボレーションを心ゆくまで楽しめるこのアルバムは、旧来のジャズファンだけでなく、クラブジャズ・ファン、J-POPリスナー、新しい感覚でジャズを楽しむ全ての人々に賞賛を持って迎えられました。

そして、10th Anniversary Yearの最後を飾る第3弾！この10年間の中塚武の変遷を辿るベストアルバムの登場です。デビュー当時の2004年は、トラックメイカー名義のアルバムにフィーチャリング・ボーカルを迎えるというスタイル自体が斬新な時代でした。そのデビュー作「JOY」から、トラックメイカーとしての才能が爆発し、テレビコマーシャルや連続ドラマ、深夜のニュース番組と、お茶の間から中塚武の音楽が流れてくる時代を経て、自ら、作詞・作曲・編曲・歌唱、全てを自らこなす（野球で例えるなら、エースで4番で監督というような）、現在のシンガーソングライター的なスタイルに至るドラマチックな10年間の軌跡を一望できる1枚。自身のレーベル：デリカテッセン・レコーディングズ～ビクター～ユニバーサルミュージック～ポリスターとレーベルをまたいだオールタイム・ベスト。CDは新曲1曲を含む全18曲を高音質のSHM-CDで収録し、DVDにはM.V.映像3曲を収録。

類い稀なる中塚武の多彩な才能が凝縮された1枚です。