Column

【御礼:中塚武10th Anniv. BEAT COMMUNIST final】

昨日の『中塚武10th Anniv. BEAT COMMUNIST final』@渋谷O-WESTにお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。

たくさんの方々に足を運んでいただき、
身に余るほどのアーティストの方々にご出演いただき、
最高のスキルを持ったスタッフに支えていただき、
一生忘れられない大切な一夜にすることができました。
本当に感謝の念に堪えません。

自分の作る音楽を聴いてもらえる喜びを存分に感じ、僕はどれだけ幸せ者なのだろうと、あらためて襟を正す思いになりました。

今日からまた新たに10年をかけて、音楽家として少しずつでもこの夜の御恩返しをしていこうと思っています。

どうかこれからも中塚武をよろしくお願いします。

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6/23出演者紹介(15)【中塚武バンド】

出演者紹介もいよいよ最後になりました。

僕のライヴの中核となる3人をご紹介したいと思います。
彼らの存在こそが、現在の中塚武のサウンドを強固に支えてくれています。
僕にとって何者にも代え難い大切な3人です。



【ベース:石垣健太郎】
QYPTHONEメンバーであり、僕の音楽的な盟友。僕の音楽制作には欠かせない重要人物です。
大学時代の音楽サークルの大先輩であった彼との付き合いも、もうかれこれ20年の付き合いになります。
ベースはもちろん、ギター、キーボード、プログラミングと何でもこなしてしまう才能あふれる彼は、今年発売の『Lyrics』や『Big Band Back Beat』でも共同プロデュースしてくれています。
最近は、彼の行きつけの美容室のFacebookアカウントに毎回アップされるクール()でヒップ()なキメ姿の写真が、仲間うちで密かなブームになっています。

【サックス:石川周之介】
僕がソロでライヴを始めるようになってからずっとお手伝いしてくれている周さん。
ライヴはもちろんレコーディング現場でも数多くお世話になっています。
アメリカとオランダ仕込みの日本人離れした演奏は流石の一言。
演奏だけでなくルックスも完全に日本人離れしていますが、内面は日本人の持つ細やかさと優しさに溢れていて、演奏家としてもひとりの人間としても尊敬しています。

【ドラム:鈴木郁】
ライヴでの打ち込み同期演奏をやめて完全な生演奏にしよう、と決めたのが昨年初めのこと。
バンド「RF」のドラマーであるカオルさんにお手伝いをお願いしたのもその頃でした。
彼の圧倒的なグルーヴとフレージングは毎回、会場をあっと言う間に「カオル色」一色に染め上げます。
僕はいつも彼との演奏の中で、音楽家として大切なものを感じることができていて、本当に有意義で幸せな時間を彼から与えてもらっています。



以上、2週間に渡って出演者をご紹介してきました。

ひとりひとりの紹介文を書いている最中に、僕がどれだけ多くの人たちの力に支えられてここまで音楽を続けてこられたのか、心の奥底から何度も再確認できました。

音楽は作る側だけでなく、聴いてくれる人がいるからこそ初めて「音楽」として成り立つのだと、音楽家としての根本を見つめ直すことができました。

中塚武の音楽に接してくれるすべての方々に、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
明日の渋谷O-WESTでは、10年間の恩返しと思って演奏に臨みます。

では、明日お会いしましょう!!

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6/23出演者紹介(14)【VJ & DJ】

いよいよ明日はライヴ当日!
出演者のご紹介も今日で最終回になります。
まずは、今回のイベントをビジュアルで支えてくれるVJ、そして空間を彩ってくれるDJをご紹介したいと思います。


【VJ:アラキツヨシ/さとうこずえ】



アラキ君とは、直接お会いする以前から、某国民的アイドルグループのお仕事で知らないうちに共演していて、のちに彼のラジオ番組に出演した時にそのことが発覚するという衝撃的な出会いでした。
その時に「コラボしよう」と約束して作ったアルバムが『Rock’n'Roll Circus』で、僕の中でもすごく大切な作品のひとつになっています。
アルバム収録曲「On and On」のミュージックビデオは各方面で大絶賛の嵐でした。
その後も「Black Screen」での再コラボや、ROCKETMANフェスでのVJなどでご一緒しつつ、BEAT COMMUNISTではレギュラーVJとして参加していただいています。

アラキ君との打合せは、たいてい20分もすると飲み会に変貌してしまうので、彼との打合せでは、どんな重要な案件でも、いや、重要な案件ほど特に、乾杯前に10分程度で濃密に終わらせるという習慣がついています。
そんな短時間の打合せだけであれだけの作品を作ってしまうのだから、やはり彼は天才なのでしょう。
クリエイター同士には言葉のやりとりよりも、瞬間的なイメージの共有が本当に大切なんだなあと、彼との創作活動ではいつも感じています。

今回の映像も、6/23当日のためだけのスペシャルバージョンを制作してくれています。
少しだけプロトタイプを見せてもらいましたが、すでに激ヤバでした。

当日はさとうこずえちゃんもVJとして参加してくれます。
会場の映像もどうぞご期待ください。


【DJ:「BEAT COMMUNIST」×「enoteca」】

今回の6/23では、僕の主催する2つのイベント「BEAT COMMUNIST」「enoteca」のDJチームが勢揃いしてくれました。

BEAT COMMUNISTのレジデントDJとして第一回から参加してくれているカズヤナイト。
OldFashionやTHE ROMANTIC SIXで活躍するナカジマテツヤ。
抜群の選曲センスで僕も大好きなDJ高橋マサル。
イベント「渡る世間は音ばかり」を主催する勝矢和紙。
恵比寿BATICAでのイベント「enoteca」でも毎回最高のプレイをしてくれるwallflower。

みんな僕の信頼する素晴らしいDJ達です。
本当にありがとう!明日はよろしくね!

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6/23出演者紹介(13)【野宮真貴】

【野宮真貴】



野宮さんとは、ピチカートファイヴのトリビュートアルバムに参加させていただいたり、HALCALIに提供した僕の曲に詞をつけていただいたりと、以前からお仕事上でご一緒することが幾度かありましたが、きちんとお目にかかってご一緒させていただいたのは、僕のアルバム『Kiss & Ride』収録曲「Beautiful」でコラボレーションをお願いした時でした。

その時のレコーディングでは、正確なピッチとリズム、誰もを虜にする完璧な歌声で、なんと1テイクOK。もっと聴いていたかったのでレコーディングだというのにアンコールをお願いしてしまい、OKが出ているにもかかわらず、さらに数コーラス歌っていただきました(役得)。

その後、丸の内や麻布十番などでライヴをご一緒させていただきましたが、やはり何と言っても昨年、野宮さんの芸能生活30周年ライヴで音楽監督を務めたのが、僕の音楽人生の中でも非常に大きな出来事でした。

その夜のためだけのスペシャルバンドを編成し、楽曲も一度すべて解体して再構築。ビッグネーム「野宮真貴」に相応しいステージにすべく、それまでの僕の音楽家としての技術と経験を結集させていただきました。

今年に入ってからも、ケイタマルヤマさんの「KEITA MARUYAMA 2013-14 AW COLLECTION」で小沢健二さんの「ぼくらが旅に出る理由」カヴァーをご一緒して(実はこの歌録音もすぐOKでした)、歌はもちろん映像でも最高にクールな美しさを間近で堪能しました(役得その2)。

日本を代表する歌姫でありファッションアイコンである野宮さんは、リハーサルや打合せなどの場でも自然体の佇まいで、そこに存在するだけで絵になってしまいます。

6/23に僕のステージでご一緒できるのが、今から本当に楽しみです。

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6/23出演者紹介(12)【BIKKE(TOKYO No.1 SOUL SET)】

【BIKKE(TOKYO No.1 SOUL SET)】



BIKKEさんとは、初めてお会いする前に実はお仕事でニアミスをしていて、2002年NISSAN「マーチ」CMのお仕事でBIKKEさんがナレーション、僕が音楽を手がけていました。

初めてお会いしたのは何とそれから6年後、僕の4thアルバム『Kiss & Ride』で「風の扉」という楽曲のコラボレーションをお願いした時でした。
当時はBIKKEさんとも面識がなく、しかもオファーのOKさえ頂いていないのに「この曲をBIKKEさんと一緒にやりたい」と勝手に先走ってトラックを作ってしまいましたが、BIKKEさんはご快諾してくださり、自分としても大のお気に入りの楽曲を一緒に制作することができました。
BIKKEさんは僕たち後輩のアイドルでありカリスマの1人。にもかかわらず誰にでも礼を尽くして接する姿勢を見るにつけ、自分もこういう音楽家でいたいと常に襟を正しています。

BIKKEさんを語るうえでもうひとつ忘れてはならないのが、その強烈な笑いのパンチ力。
『Kiss & Ride』リリースパーティ(イベントは夜中)でのBIKKEさんは、麦わら帽子に半袖半ズボン、虫取り網に虫かごまで下げるという、誰もが予想だにしなかった完璧な「夏休みの少年」コスプレで参戦(再:イベントは夜中)。
しかも麦わら帽子の下にはハゲヅラを忍ばせ、僕が歌うサビ直前に帽子を脱いで僕が歌えなくなるという強烈なカウンターパンチを喰らいました。

今回はどんなハードなパンチが繰り出されてもひたすら耐え続け、かならず最後まで歌いきろうと決意を新たにしています。

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6/23出演者紹介(11)【土岐麻子】

【土岐麻子】



大学を卒業してすぐの僕は、ナムコという会社でゲームを企画しながらQYPTHONEで音楽活動をしていましたが、ちょうどその頃ひょんなきっかけでCymbalsのお手伝いでキーボードを弾き始めたのが、土岐ちゃんとの最初の出会いでした。

お手伝いする前にあらかじめCymbalsのデモ音源をもらっていたのですが、あまりの歌声の素晴らしさにリハーサル初回から大緊張して臨んだのを憶えています。
当時はCymbalsのインディーズ1stに僕が参加したり、QYPTHONEの1stに参加してもらったり、学生時代の延長のような感じで音楽活動をしていた頃でしたが、その当時から土岐ちゃんの歌声はすでに、周りの人たちを幸せで包み込んでいました。

お互いソロ活動を初めてからも、僕のアルバム『GIRLS & BOYS』収録の「Your Voice」でコラボレーションさせてもらったり、企画コンピレーションでカヴァーを共演したり、何かとご一緒させてもらっていましたが、いまや日本を代表するアーティストの1人となった土岐ちゃんの音楽に臨む姿勢はデビュー当時とまったく変わらず、いつまでも自然体の人だなあと感じます。

ソロになってからの彼女の作品はとくに、「歌手・土岐麻子」だけでなく「表現者・土岐麻子」が余すところなく表現されていて、僕は大好きなのです。
作り手である彼女自身の心の動きと、聴く人自身の心の琴線が、まるで織物のように編まれて、聴く人それぞれに別の模様が表れる感じがするのです。
つい最近リリースされた彼女の最新作『HERATBRAKIN’』も素晴らしい仕上がり。彼女の歌声と心象風景に浸りきれる作品です。

今回の6/23は、東京・大阪のホールワンマンライヴを一週間後に控えているにもかかわらず、緊急参戦してもらえることになりました。
ぜひその素晴らしい歌声に包み込まれてください。

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6/23出演者紹介(10)【大河原泉(QYPTHONE)】

【大河原泉(QYPTHONE)】



音楽のみならず僕にとってすべての表現活動の土台となったQYPTHONE(キップソーン)。
このバンドがなければ決して音楽活動を続けることもなかったことでしょう。

ボーカルの大河原泉は、乾杯前後の性格がまったく異なるという、非常に面倒くさい特技の持ち主ではありますが、物事の本質を見つめる習慣、他人におもねらず目先に囚われない創作への姿勢、自分の直感を信じる胆力・センス、これらすべてを彼女を通じて学びました。

QYPTHONE海外ツアーでも、どんな国に行ってもまったく自分のペースを変えずにパフォーマンスをこなす姿などは本当にカッコ良くて、日本人であることも、彼女と一緒に音楽活動していることも誇りに思える瞬間でした。

ライヴ後に現地の外国人と乾杯して、先ほどの面倒な特技を外国人相手にも惜しみなく披露してしまうあたりも最高です。

6/23当日は、僕のライヴステージの時間にゲストで登場してくれます。
そういえば、QYPTHONE以外で2人で一緒に歌うなんて初めてだなあ。

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6/23出演者紹介(9)【松岡”matzz”高廣(quasimode)】

【松岡”matzz”高廣(quasimode)】



matzzくんとは、横浜の大さん橋でのイベントでのquasimodeのライヴの時でした。
僕がquasimodeの前にDJで出演して楽屋でシウマイ弁当を食べていると、matzzくんから声をかけてきてくれたのが最初の出会いでした。
quasimodeの方々とは面識がなかったので、怖い人たちだったらどうしようと内心ビクビクしながらシウマイ弁当もろくに喉を通らなかったのですが、彼の気さくで人懐っこい人柄のおかげで、残りのシウマイ弁当は美味しく食べられました。

その日を境に今では、ドラマの劇伴で演奏をお願いしたり、僕のライヴでお手伝いをお願いしたりと、さまざまな現場で彼のパーカッション演奏の力をお借りする場面がすっかり多くなり、昨年の野宮真貴さん30周年イベントでのスペシャルバンドでも、いち早く彼に声をかけさせてもらいました。

彼のパーカッションが入ると、どんな楽曲でも体熱が上がり、楽曲の生命力が劇的に高まるという、本当に貴重な演奏家です。
しかも彼は、日本有数の売れっ子パーカッショニストにもかかわらず、そんな空気を微塵も見せずに常に笑顔を絶やさず、どんなタフな現場でも雰囲気を和ませるのです。

6/23では、ビッグバンドセクションに匹敵する彼の大迫力のパーカッションを、ぜひお楽しみください。

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6/23出演者紹介(8)【イガバンBB】

今日からは、僕のライヴステージにご出演いただけるゲストの方々をご紹介していきます。
まずは、今回のステージでがっつりタッグを組む彼らから。

【イガバンBB】



今回の僕のステージでコラボライヴを行うビッグバンド、イガバンBB。
総勢13人のホーンセクションから繰り出されるサウンドはものすごい迫力です。
メンバーひとりひとりがソリストとしても超一級の腕前を持っているので、ソロ回しでの個性と個性のぶつかり合いなどは本当にスリリングで最高です。

リーダーの五十嵐誠くんとは僕のライヴを手伝っていただいたのがそもそものご縁でした。
彼は楽曲の意図を即座に理解してサウンドをまとめ上げる力が素晴らしく、リハーサル初日からすでに彼のファンになってしまいました。
笑いのツボも似ているので、リハが中断するほど大爆笑になってしまうことも間々あります。

今回6/23に当日会場のみ先行リリースする新作『Big Band Back Beat』でも、イガバンBBと僕はガッツリコラボしています。
12時間×2日間という耐久レースのようなレコーディングでも最後まで大迫力の演奏で、素晴らしい録音になりました。
こちらもまた後日しっかりご紹介できればと思います。

今回の6/23ライヴ用リハーサル初日が一昨日にあったのですが、あまりの凄まじさに、リハーサル1曲目からバンドメンバー全員がぶっ飛びました。

今回のライヴは、本当にどうしても皆さんに観ていただきたいです。
日本のポップスでは今まで聴いたことの無いものをお聴かせできると思います。

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6/23出演者紹介(7)【須永辰緒】

【須永辰緒】



今回は、僕の音楽人生の転機を幾度となく作ってくださった人をご紹介します。

辰緒さんとは、僕の実質ソロデビュー曲「Aguas de Agosto」をリリース前から各方面にご紹介してくださったのを知って、リリースの際にRemixをお願いしたのがご縁の始まりでした。

それ以降も、オルガンバーでQYPTHONEを大抜擢し『GROOVY SAUCE』シリーズの土台を築いてくださったり、僕のデビューアルバム『JOY』のアナログLPを辰緒さん主宰のアナログレーベル「AFTERS OR Records」からリリースしていただいたり、最新アルバム『Lyrics』からの7インチシングル「恋とマシンガン/虹を見たかい」のきっかけを作ってくださったりと、僕の音楽人生の転機となる時には必ず力を貸してくださっています。

辰緒さんという人は、僕に限らずあらゆる音楽家が転機を迎える時には必ず、人知れず力を尽くしている人です。
辰緒さんはご自分からは決して口にしませんが、僕ら音楽家たちはそのことをよく知っています。

6/23当日は、日本が世界に誇るDJ須永辰緒の選曲を、身体の芯までご堪能ください。

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6/23出演者紹介(6)【ROCKETMAN】

【ROCKETMAN】



もう7年ほど前になりますが、知り合いづてに「ふかわさんが中塚くんに相談があるらしい」と聞き、某レコード会社の会議室でお会いしたのがふかわさんとの初めての出会いでした。

当時制作中だったROCKETMANのアルバム『愛と海と音楽と』収録曲「悲しみのむこう(feat.平松愛理)」編曲の打合せだったのですが、会話の中で、僕の未発表曲のデモ音源などを入手してくださっていたり、ふかわさん自身の音楽活動のビジョンを語ってくださったりと、音楽に真摯に向き合う姿勢に大きな感銘とシンパシーを感じたことを、今でも鮮明に憶えています。

その後、毎夏にはふかわさん主催の「ROCKETMAN FES」にも参加させていただいていますが、このイベントの舞台裏でもふかわさんは、どんな細かい部分も手を抜かず一つ一つの演出にこだわり抜いています。「オーディエンスに少しでも多くの幸せを持って帰ってもらおう」という彼の姿に毎回心を打たれています。

彼の音楽はどれもカラフルで煌びやかなのですが、その華やかさの中に「自分自身でゼロから作り出す」という、身震いするほどストイックな芯の部分が内在されています。

7月リリースの新作は「ROCKETMAN」ではなく「ryo fukawa」名義。7年前にお会いした時の信念を今も貫いていて、ついに来るべき時が来た、という感慨をおぼえずにはいられません。

最高に華やかな彼のパフォーマンスをぜひ間近で体験してください。

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6/23出演者紹介(5)【星屑スキャット】

【星屑スキャット】



ミッツ・マングローブ、ギャランティーク和恵、メイリー・ムーの3人ユニット。ユニット名に「スキャット」と入っているだけあって3人のコーラスワークは圧巻の一言です。

もう5年ほど前になるのかな?ニッポン放送デジタルラジオSuono Dolceで僕がナビゲートしていた番組で、季節に一度のゲストとしていつも遊びに来てくれていたのがミッツとの馴れ初め。
新丸ビル7階の「来夢来人」というお店のママをしているミッツは、僕が遊びに行くといつも僕の好きな歌謡曲を片っ端から歌ってくれて、その半端ない歌唱力に酔いしれていたものでした。
星屑の3人と一緒にお店で飲んだ時には、泥酔した僕が歌う「いとしのエリー」に彼女たちが即興で完璧なハーモニーを歌ってくれるという、世にも素晴らしい体験をさせてもらったこともありました。
その頃からずっと「一緒に音楽できたらいいね」と話していたことが星屑スキャットとしてようやく現実のものとなり、感慨の深さを感ぜずにはいられません。

彼女たちのステージは歌はもちろんトークも最高なので、ぜひこの機会にご覧になっていただきたいです。

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6/23出演者紹介(4)【Sotte Bosse】

【Sotte Bosse】



<ナカムラヒロシ>
ナカムラヒロシくんと初めて会ったのは、8年くらい前の吉祥寺スターパインズカフェでのイベントにて。i-depライヴの後に僕がDJをやって、その後キャッシャーの近くで2人でずっと喋っていたのが初めての会話でした。
その後も名古屋のイベントで一緒にDJをしたり、Suono Dolceでふたりで生放送番組をしたりと、何かとご一緒させてもらっています。

彼はルックスも行動も破天荒きわまりないのですが、彼の作り出すサウンドには、破天荒の中にも信じられないほどの繊細さが編み込まれているのです。
その繊細さが楽曲中でキラキラと反射して、何とも言えない美しさを湛えるのです。
この美しさはナカムラヒロシにしか出せないもので、他ではちょっと聴いたことがありません。誰にも真似のできない美しさです。

でもおそらく彼自身はそのことに気づいていません。これを読んでもまだ気づかないことでしょう。
破天荒な人間が持つ宝石のような美しさって無意識で天然なのだなあ、と彼の音楽を聴くたびに感じます。

<Cana>
Canaちゃんときちんとご挨拶できたのはそのイベントではなく、その後i-depを僕のイベントにお呼びした時でした。
彼女のオーラは当時から凄まじく、彼女の周囲の半径3mだけ光が違って見えるような感じでした。
そして誰もが聴き惚れるあの歌声。発光体から歌声が響き渡るような感覚でi-depのステージを観ていたのを憶えています。

Canaちゃんの歌はi-dep、Sotte Bosse、そしてCanaソロでそれぞれ趣が違っていて彼女のいろいろな魅力を感じるのですが、それでも発光体から歌声が響くあの感覚は共通しています。

そしてCanaちゃんで忘れてはならないのが、会話の時のテンションの高さとマイペースさ。つい先日も僕の番組にゲスト出演してくれたのですが、そのテンションでスタジオが一気に華やぐのです。
やっぱりCanaちゃんは歌っている時もそうでない時も発光体なのです。
今回のステージでもそのオーラをまた体感できると思うと、今から楽しみでなりません。

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6/23出演者紹介(3)【JABBERLOOP】

【JABBERLOOP】



JABBERLOOPの音楽にはもちろん以前から接していたのですが、メンバーの皆と面識を持てたのは意外にもここ2〜3年のことで、それ以来彼らと色々な現場で出会えば出会うほどに、彼らの魅力に取り憑かれてしまいます。

音楽的にも人間的にも最高の5人で、何故だか分からないのですが、彼らと会うたびに何だか今日も良いことがありそうな気がして、ついつい顔がほころんでしまうのです。
彼らが通れば周りの全員が笑顔に変わってゆくという抜群の破壊力を持ったバンドです。

ドラムのYOHEIくんには昨年の野宮真貴さん30thアニバーサリーライヴでも一緒に演奏をお願いして、強烈なグルーヴを叩き出してくれました。

今回のライヴも会場全体を揺らしまくってくれるので、ぜひ間近でJABBERLOOPマジックを体感してください。

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6/23出演者紹介(2)【P.O.P ORCHeSTRA】

【P.O.P ORCHeSTRA】



『BEAT COMMUNIST』で唯一、初回からレギュラーでライヴ出演してもらっている双子のラッパーチーム、P.O.P ORCHeSTRA。映画「SR サイタマノラッパー」シリーズでもその名を轟かせています。

彼らとの打ち上げ飲み会は毎回爆笑しすぎて、たいていビーコミュ翌日は喉を嗄らせる羽目になります。

音楽的なサポートをしている岩崎太整くんも、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞するなど、今や押しも押されぬ売れっ子作曲家。

彼らの年収は合わせてだいたい2兆円ほどらしいので、打ち上げの飲み代を支払ってもらおうと毎回試みるのですが、いつも僕の方が先に泥酔してしまい未だ実現していません。

ステージも最高に楽しいのでぜひお見逃しなく。

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6/23出演者紹介(1)【サエキけんぞう】

6/23【中塚武10周年イベント@渋谷O-WEST】まで、いよいよ残り2週間になりました。
今日からは、ゲスト出演者の皆さんと僕との「馴れ初め」や「意外なご縁」などを、毎日1アーティストずつご紹介していきます。

【サエキけんぞう】


まず第1回目は、今回の6/23『中塚武10th Anniversary』の発起人でありアソシエイト・プロデューサーであるサエキけんぞうさん。

QYPTHONEのデビュー直後にお会いして以来、かれこれ15年くらいのお付き合いになりますが、QYPTHONEとは別に、作曲家としての本格的な活動の場を最初に与えていただいたのもサエキさんでした。

今回も「中塚武の歴史の節目をきちんと表明する場を作りたい」とのサエキさんからのご発案がイベント開催の発端となっています。
この方の存在が音楽家・中塚武にとってどれだけの精神的な支えになってきたかを思うと感謝しきれないほどです。

今回は「サエキけんぞう&クラブ・ジュテーム」としてのステージ。僕自身も非常に楽しみにしています。

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