正月、お盆、GW。日本人が民族大移動を行う瞬間が年に3回あります。
このうち、神社にもお寺にも行く必要がないGWというのは、実は日本民族の本当の自由な行動パターンが測定出来る瞬間なのです。
GWの過ごし方こそ日本人の本当の姿、つまり、GWのあなたの過ごし方こそ、解き放たれた真のあなたの姿だというわけです!
というわけで、5/3に表参道FABにいらした皆様、君たちは骨の髄まで中塚武を求めちゃってるってことが、もうバレバレなんざーますよ!
いつ何が飛び出すか分からない仕掛け満載のおもちゃ箱イベント”bombonera!!”。中塚武も、ホーンセクションがガッツリ入ったフル鼓笛隊編成、ゲーム性高めの曲構成で参加させて頂きました!
そしていよいよ、中塚武による怒濤の「大型連休対応ライブ」がスタート!!!
NTVドラマ主題歌「SEXY VOICE AND ROBO」、KUWATA BANDのジャズカバー「Skipped Beat」、超人気曲「Your Voice」と、超高速4ビートを基調にしながらも、バラエティー豊かすぎる曲達を間髪入れずプレイ!グイグイと疾走することのみを課されたウッドベースとドラム、曲のあちこちに散りばめられたブレイクをホーンセクション・ギター・ピアノがガシガシ合わせていくという、筋トレ必須の中塚武バンド登場です!
「MCは一切やらない」と言っていたはずのタケシによる割と長めなMC、それを断ち切るが如くスタートした、今回の超目玉仕掛け、MPC-1000によるエレクトロぶっ叩きバージョン「The Theme of “JOY”」を初披露!
そしてここでギターのあいつ(ま、オレなのですけど)が曲順を間違えるという素晴らしい仕掛け!まさに”bombonera!!”にふさわしい演出!!
ちなみに写真右が曲順を間違えたギタリスト(スミマセン…)
会場を笑いの渦に包んだところで「Make Her Mine」「Melody Fair」「Just a Pretty Song」をプレイ。タケシは最後まで会場全体を震わさんばかりに歌い上げ、身体もよじれんばかりに踊り狂い、フロアを極限まで煽り続けてついに終演!
しかし!!GWに中塚武を求めちゃってるオーディエンスの「タケシコール」に再度うながされ、アンコールで「I Said I Love You」を演奏いたしました!
「”bombonera!!”最高!ありがとう〜!」最後にそう叫ぶタケシ、GW中の彼の言葉こそ彼の真の言葉なのでしょう。タケシはやはり、皆様オーディエンスと過ごす時間を骨の髄まで求めちゃう男なのです!
そんな骨髄を持つ男が、ライブ終了直後に何とまったく予定にも無かった乱入DJを敢行!これにはお客さんも大喜び&関係者は大汗!最後まで大盛り上がりで全員汗だくのGWでした!
ちなみにこの日のイベントは、インターネット配信によって世界中で生放送が観られるという、IT革命が起こっておりました。つまり中にはGWで旅行に行っていながら、中塚武のライブを観てた人がいるという訳です。なんとも便利な世の中になったものざーますねぇ。
「Just A Pretty Song」で、会場じゅうの全員がハンドクラップ!
イベント後、完全シークレットのアフターパーティーにて。
みんな最後までありがとう!!!
【movies ; special thanx to BM】
5/3 表参道FAB “bombonera!!” ライブレポ!
12/31 インテックス大阪”COUNT DOWN JAPAN 07/08″レポート!
ついに迎えた千秋楽の大晦日。愛しき亥年に12年間の別れを告げるべく、新幹線に乗って大阪へ。インテックス大阪にて行われる「COUNT DOWN JAPAN 07/08」、東京よりぐっと冷え込んだ気候に迎えられつつ、しかしそんな寒さをものともしない関西人のパワーにも迎えられ、いよいよ今年最後の中塚パフォーマンスに臨みます。家に帰るまでが2007年、音楽を愛し、音楽好きのみんなを愛する中塚武が、最後まで気合い一杯付き合わさせて頂きやす!
無類の「怒濤好き」な男は、初っ端から怒濤のアプローチ。盛り上がるために生きている関西の男女は、もちろんこの攻撃に狂喜乱舞!そして、あっ、またビールかぶってる!あっ、またアナログ投げてる!しかも今度はフロアの外まで飛んでってる!次々繰り出される体当たり芸の数々、すっかりオーディエンスのハートを引火、発火、沸騰させてしまいました。ああ、これで関西でも第5類危険可燃物の指定を受けてしまいますね。2008年の来阪を約束してついに中塚武仕事納め。あとは打ち上げだ〜!
一年間、猪突猛進な活躍おつかれさま!と言ってホテルのエレベーターの中で時計を見たら、57、58、59、あ、やべえ「明けましておめでとう!」、、とエレベーター内で何とも風情のない年明けを迎えてしまいました。でもそんなの関係ねぇ、どんだけぇ〜、どげんかせんといかん、あ、ダメだ、2008年になったとたんどれも何か違う!そうじゃなくて、何が言いたいのかというと、2008年になったら、中塚武は酒飲んで暴れるだけでなく、酒飲まなくても暴れるという事を言いたいのです!、、いや、それも全然違うな。。。
巧みなフィルター使いと連動して顔も変化します。
いくぞ〜、野郎ども!
最後までありがとうね、みんな!
12/29 幕張メッセ”COUNT DOWN JAPAN 07/08″レポート!
12月29日、@幕張メッセ。日本最大級のミュージックイベント「COUNT DOWN JAPAN 07/08」にやってきました。
ロックバンドが中心のこのイベントに、DJとしてのタケシにお声がかかるのも、他を凌駕する彼のステージ上でのロック魂が評価されてのことです。フロアを底抜けにアッパーにさせるその突き抜けたDJセンスはもちろんのこと、「今日は何(液状のもの)を投げるんだろう?」「今日は何(液状のもの)をかぶるんだろう?」というオーディエンスの期待もありやなしや。さて早速いってみようかね!
丁度前日、12月28日にリリースされた「GROOVY SAUCE COLLECTION ’07 AUTUMN/WINTER」の中から、中塚武「Shinin’ Beauty」をプレイすると、さすがチェックが早い観客の鋭い反応!たちまちフロアに大歓声がこだまします。更に盛り上がりを煽動すべく、ステージ前方へ向かうタケシ。その手からビュン!っと何かが回転しながら飛んで行きました。ああ〜「GROOVY SAUCE COLLECTION ’07 AUTUMN/WINTER」のアナログだ〜!
そしてGIPSY KINGS「ボラーレ」では、ああ〜かぶってしまった〜、ビールだ〜!固体を投げ、液体をかぶり、その場の空気をあっという間に熱してしまった常時沸騰しっぱなしの音楽触媒・中塚武。フェスの目玉として、あるいは誘爆性危険物として、またひとつ足跡を残しました。
「オマエラ隣に負けるな〜!」すぐ隣のライブの音が漏れ聞こえてるのですが、こちらはフロア外まで溢れたオーディエンスが熱狂中!
タケシの後ろには巨大なスクリーン。
吠える常時沸点男!
「いつか王子様が」中塚武の名リミックスに合わせてフロアに雪が!
最後まで盛り上がりまくっていたオーディエンス達、おつかれ!
12/21 “Suono Dolce Christmas Live”レポート!
シャンパンゴールドで統一されたイルミネーションが、日本一忙しいオフィス街を癒します。12月21日、丸の内ビルディングの1F、ドでかいクリスマスツリーの前にてライブイベントが行われました。中塚武はインターネットラジオ・Suono Dolceの「Tokyo After 6」でパーソナリティーを務めておりますが、本日はそのSuono Dolceが主催する公開生ライブなのです。先日のシックなイクスピアリと違って、この日はオフィス街、人の行き交うビルのオープンスペース、公開生放送、と「気ぜわしさ」が強調される日。しかしこの気ぜわしさも年の瀬の醍醐味というものです。加えて一年中気ぜわしい男・中塚武にとってはまさに独壇場!タイトなタイムテーブルに緊張感を高める他のバンドメンバーを尻目に余裕の表情。彼の神経をもってするなら、一年中「本番3分前」でも何の問題もありません。さあ、いよいよ中塚武登場です!
ドラムの高速ビートにシーケンスするウッドベースのフレーズ、エレキギターとピアノが互いに横っ面をはりあうがごとくリズムを刻み、フルートと一緒に小癪なユニゾンを繰り返す「The Theme of “JOY”」からスタート!ピアノのプレイに続いてボーカルも披露し、ラジオ仕込みのMCもあり、ミドルテンポなスウィートチューンから剛速球4ビートインストもありと、心技体をフル稼働!ライブを通じてほぼずっと「中腰」でありました。これならどこに飛んできたボールでもキャッチできますからね!
そしてライブが終わると代官山AIRへ急行。『BLUE NOTE STREET』 の発売を記念したリリースイベントにて、今度はDJです!まさに忙し男の本領発揮の一日なのでした。
左後ろに巨大なツリー。窓外には丸の内のイルミネーション。どっぷりとクリスマスです。
中塚武親衛隊をハッケーン!
代官山AIRのDJブースにて、松浦俊夫さんと談笑。
12/19 “Club IKSPIARI”ライブレポート!
2008年になりました!
美しい国を作れなかった安倍氏、プッツンですっかりお馴染み小沢氏、そんな愉快な二人とは全く関係なく、宮崎県を中心に大いに揺れた2007年。かたやお笑いシーンに目を移せば、産地や製造年月日を間違える斬新なボケと「頭が真っ白頭が真っ白」の腹話術で大いに笑った2007年。少し前まで、あの楽しかった2007年が終わるなんて夢にも思っていませんでした。
ついに明けて子年。サンドウィッチマンと小島よしおの進退が大いに心配な2008年になりましたよ!
そして暮れから正月にかけて、中塚武は大いに暴れておりました!いや、別に酒を飲んで暴れていたわけではないんです。ん?いや、酒飲んで暴れてもいたけど、、そういうことじゃないんです!ええと、詳しくレポしていきましょう!
12月はせわしなく、切なく、ついつい忠臣蔵のことばかり考えてしまいます。あ、嘘っす。クリスマスっす!そう、クリスマスが近づくにつれ人はどこか切なくなり、愉しい事やロマンチックな事に惹かれるものです。そんなあなたに愉しくロマンチックな時間をお届けするサンタクロース・中塚武が、12月19日、日本で一番ロマンチックを詰め込んだ街=ディズニータウン・舞浜にやって来ました。この日は『イクスピアリ』にて、フランスが誇る麗しのウィスパーヴォイスの女王・クレモンティーヌとのジョイントライブです!
『Club IKSPIARI』はディナーテーブルが配された、いつもと違ってグッと大人の雰囲気のライブスペース。ふだんライブやDJでは浅野内匠頭のように殿中で暴れまくりのタケシですが、この日はクリスマスのロマンチックムードを大切に、シックでジェントルな演奏を展開!『Laughin’』の名曲「愛のうた」、山下達郎「クリスマス・イブ」の4ビートカバーも披露いたしました。イスに座しての演奏でしたが、ライブ後半、だんだんテンションが上がって来てしまい、鍵盤を熱く叩き、イスから腰を浮かせて中腰になり、今にも立ち上がって客席に何か(液状のものを)放り投げそうなので冷や冷やしました。と、と、殿。殿中でござるよ!でもそのテンションが良かったみたいで、ステージを去った後も鳴りやまない拍手!アンコールが沸き起こりました。アンコール用の曲はホントに用意してなかったのですが、1st『JOY』から「Lift Me Up to the Sky」をクリスマスバージョンでお贈りしました。
すでに中腰ですよ!
女王・クレモンティーヌとご挨拶
10/13 京都ツアーレポ!
ライブ遠征となるとミュージシャンの楽器の移動が大変です。なぜ中塚武のバンドは、ふえ、カスタネット、トライアングルで構成しなかったのでしょうか。これなら軽いし、ポケットに入れて持ち運べるし、どの曲も「ピーピー、カタカタ、チーン」というクールでソリッドなアンサンブルで、R&Bシーンに衝撃と旋風を巻き起こしたことでしょう。
「ピーピー、カタカタ、チーン」だと「和音が出せない」という理由もあって現在の編成に到ったわけなのですが、そうするとやはり、移動は大変になります。最も大変なのはウッドベースの玉木君。普通にもう一人分の切符を買わなければならないくらいデカイ楽器、新幹線では乗降口付近にくくりつけ、タクシーに積み込むのもひと苦労です。京都では運悪くコワモテの運ちゃんのタクシーになってしまったので、「ダッシュボード当てんなや、当てんなや、、このアホンダラ、当てんな言うたやろがい!」と怒られてしまいました。
このタクシー、京都では知る人ぞ知る有名な「永吉タクシー」というのだそうで、内装は完全YAZAWA仕様。出発するやいなや矢沢永吉のDVDを見せられ、永ちゃんを師と仰ぐ運ちゃんのロック論を聞かされるという、まさにR&Bシーンに衝撃と旋風を巻き起こすタクシーなのでした。
そんな手厳しい京都の洗礼を受けながら、会場となる京都ミューズホールでサウンドチェック。中塚武も「ミュージシャンもサイコウ、オレもサイコウね」とYAZAWA度高い手応えを感じながら、いざ本番に臨みます!
高速4ビートの『The Theme of “JOY”』の、さらに高速バージョンからスタート!サックスとギター、中塚武のピアノが超高速で絡み合います!
そしてドラムのカウントから間髪入れずに『Make Her Mine』『Skipped Beat』を披露。中塚武のセクシーな歌声と仕掛け満載のリズムセクションが、まるで技巧的な前戯のごとく展開されるのです(子供は真似しちゃダメ!)。
と思ったら今度はタケシの三枚目ぶり全開のMCコーナー。饒舌な彼のトークはやはり長くなってしまうので、強制的に『Lift Me Up to the Sky』をスタート!そして間髪入れずに『SEXY VOICE AND ROBO』の怒濤のグルーヴ!ウッドベースもグイグイうねり、頑張って持ってきた甲斐があったというものです!(カスタネットにしなくてよかった!)
そしてテンションが最高潮に上がった会場を、華やかでハッピーな超大文字焼き『Your Voice』『Just a Pretty Song』の2曲でしめくくりました!う〜ん、YAZAWA度ならぬTAKESHI度高い手応え!
深夜にはWeller’s Clubにて、今度はDJ・中塚武として再登場し、さらなるハッピネスを発砲!重い物は絶対に持たないでおなじみの中塚武。そんな彼が、明らかにカスタネットより重いキーボードとレコードバッグをここまで持って来ることができたのはなぜでしょう?それはね、京都のみんな、「オマエラもサイコウ」だからなんだよ!
後光が差してます。ステキ!
本日YAZAWA度高め。
(photo by BM)
打ち上げにて。酒にありつきとうとう壊れるタケシ。
9/21 GROOVY SAUCE ファイナルパーティー!
オルガンバーで3年、LA FABRIQUEで2年、怒涛のように駆け抜けた5年間。
心も、からだも、すっかりグルーヴィーになりましたね。
9月21日、金曜日。
僕たち、わたしたちの、卒業式!
QYPTHONEのライブパーティーとして始まり、アナログ「GROOVY SAUCE COLLECTION」シリーズとともに大ブレイクしたスーパーパーティーもようやく全DJメンバーのリリースを達成し、ついに素晴らしい大団円を迎えることになりました。
関西支部長:BM君、そしてルーキーのCT24、昔からお世話になっているスーさんこと鈴木雅尭さんもこの晴れの舞台に駆けつけてくれましたよ!
いまや各方面で大活躍中の3アーティスト、藤澤志保、THE LOWBROWSのchaki、NA-3LDK。今日はGROOVY SAUCEレジデントとして最後のDJプレイに臨みます。
このGROOVY SAUCEで培ったおのおののアーティスト魂が発揮され、教師役として腕を振るってきたタケシも彼らの成長に目を細めて感慨深げに…と思ったら、中塚武DJタイムに突入するといつも以上にテンション高く、弾けまくり!DJブースから煽りまくり、歌い、踊り、レコードを投げまくり、、、やっぱり彼はどの教え子よりも強烈なグルーヴが備わっているようでございます!
士官学校の卒業式の帽子のように勢いよく宙を舞ったレコードのうち、何枚かはサヨナラホームランのボールのように我れ先にとキャッチされ、あと何枚かは最後のギロチンのように頭や首に思いっきりぶつかっていたようです(被害者A→藤澤志保)。
各DJと大河原泉の歌のセット、CT24のライブ、と盛りだくさんな内容、そしてGS名物ショットの嵐!懐かしい顔ぶれも、そして今回が初めてのお客さんも、このファイナルパーティーに集まって乾杯をしていました!
そして最後にGROOVY SAUCEメンバーをここまで育て上げてきた総帥・中塚武による答辞で皆さんにご挨拶。「君達は良い生徒ではなかった!でも私はあなた達のことが大好きになりました。」…そんな金八調ではなかったけど、なんかそんなイイ感じの事を話してましたが、みんな酔っぱらってほとんど誰も聞いていませんでした。
そしてイベント終了後にメンバー全員で【最高にGROOVYな仲間たちに乾杯!】
(↑最後の写真はChoco Macaさんより頂きました!)
中塚武はこれで一休み、、、なーんてするワケが無く、これから秋〜冬に向かって怒濤のリリースラッシュ&ライブ/DJラッシュが待っております。
しかも10月から、毎週金曜18時ニッポン放送インターネットラジオで生放送番組も始まっちゃいますので、そちらもチェキラッチョ!!!
fai10周年記念イベントレポ!
9月15日、幕張メッセで行われたfai10周年記念の大イベント「9・15事変 ニッポンジン東京湾襲来」が開催されました。
東京からは意外と遠い幕張、しかし音楽好きの若者が集うとあれば、音楽好きの若者好きの中塚武が参加しない訳にはいきません!
大小4つのステージに加え、屋台村やバーまで設けられた巨大な会場。日本を代表するDJやアーティストが最高峰の音を繰り出しており、ここはまさに、ニッポンの音楽の最前線基地といえましょう。
池田正典氏に引き続き、DJテントを任された中塚武。
出だしから全開で飛ばしていると、ちょうどその頃、ステージ1のケツメイシが終演して屋台村に大軍勢が押し寄せてきました。
屋台村に漏れ出す中塚武の全開サウンド!焼きそばとかカレーとか食いながら興味津々と集まる大軍勢も、中塚武のブッ壊れまくりパフォーマンスを見たとたんに瞬殺され虜に。いつのまにかDJテントに入りきれないほどオーディエンスが。大軍勢はテントからはみ出しながらアツいグルーヴを刻み続けていました!そして中塚武もビールをあおり続けていました!
シラフでDJを始めたはずの中塚武は、akakage伊藤陽一郎さんにバトンタッチするころにはすっかり酔っぱらい状態に。最後にはi-depナカムラ君と一緒に、akakageのステージに乱入しながら、沸き上がる大観衆の歓声にDJブース上から応えていました。
DJ終了後、中塚武がファン女子に囲まれて鼻の下を伸ばしてデレデレしている中、スタッフは一段落ついて腹も減ったので、韓国屋台でも食うか!ということになって列に並んでいたら、近づくにつれその列はかき氷の列だと判明。また並び直し。。
4/21 GROOVY SAUCE
毎回すこぶる盛り上がる中塚武主宰のパーティー「GROOVY SAUCE」がLA FABRIQUEにて今月も開催されました !
4月のはずなのに、思わず身震いしてしまうような気温の当日でしたが、会場は完全に熱帯雨林。
VJ GUNによる色鮮やかな豊かな映像で彩られ、パーティーがスタート。序盤からレジデントDJ陣(大西陽介・岩谷茂・藤澤志保)のトリオがいきなりキラーチューンを連発し、一気にフロアは温度上昇。今月から初参加の中田ヤスタカ(capsule)の最高にキラキラなハウスビートでフロアはすでに飽和状態 !
そして、熱気で蒸し風呂状態の会場に本日のゲストDJ、Ram Rider登場 ! 「キャー!ウワー!ヤベー!ラム様ー!」 という心の中で叫ぶファンの声が聞こえるかのような存在感で、Ram Riderワールドを展開。エレクトロハウス、テックハウスという展開で会場を怒濤の渦に巻き込みまくります!
そしてなんと、本日のもうお一人のゲストDJ(なんて豪華な!!)、伊藤陽一郎(akakage)の登場! もはや職人芸的な腕前でフロアを大気圏突入の勢いで加速。矢継ぎ早にトラックを繋ぎながら彼の指先から繰り出されるフィルターワークがこれまたたまらない!! 会場がヒートアップするのと一緒にどんどん薄着になる伊藤さんがこれまたストリップを見てるかのようにセクシー。思わず抱かれたいと思ってしまった女性はたくさんいたでしょう。(私もその中の一人)
さあさあ出ました、当パーティーのホスト役、そしてアップリフティング番長、中塚武の登場! ファンがブース前を占領。確実にウィダーインゼリー10秒チャージが必要なお客さんを休ませない渾身のDJ! ハウスを中心にもうクラブではクラシックとなった名曲「Love Wing」でフロアは大爆発!!! こうなったら中塚武もお客さんももうそれは止まりません、止まれません。DJ中の中塚武のパフォーマンスはこれまた見てる人を飽きさせない。さすがエンターテイメントの帝王。「私、ここで死んでもいい」あまりの楽しさにふと頭をよぎってしまった人多数。(私もその中の一人)
イベントも深い時間となってきましたが「GROOVY SAUCE」は上がったままさがりません(笑) レジデントDJ陣chaki、那須野彰洋の上がりっぱなしの選曲にお客さんは昇天寸前!
そんなアッパーな選曲をしているところへ、おや、中塚武、伊藤陽一郎(akakage)、Ram Riderがブースへ集結。何が始まるの? と思いきや、な、な、なんとDJバトル!!!
しかも、なんとレベルの高いDJバトル! ピエールマルコリーニのパフェを食べて、「幸せー」と恍惚の表情を見せる時のような至福で贅沢な時間。なんて盛りだくさんなイベントなのでしょう。。ためいきが出てしまいますわ。。。
そんなドーパミンでっぱなしの状態でしたが、中塚武のMCではっと我にかえる。
「また来月5/19に会いましょうー!」
そう、来月は、レジデントDJ陣参加のアナログコンピレーション「GROOVY SAUCE COLLECTION’06SSの発売を祝したリリースパーティなのです!!
何と今回は中塚武の新曲も収録(!)の全6曲。発売は5/12なのでぜひご購入のほどを!
今宵もフルコース堪能でご満悦のイベントとなりました。満員御礼にて来てくれた皆様本当にありがとうございます!
次回は5月19日(金)、場所は同じく渋谷LA FABRIQUEにて。
リリースパーティですので、DJ陣気合入りまくりです。ご期待あれ!!!
さあ今日も踊りまくり飲みまくり!
ラム様のDJ姿ですわん。
この夜ならではの超豪華な3ショット!何とも嬉しそうなタケシ君。
まさに「Mr.ダンディー」akakage伊藤陽一郎さん。
フロア大爆発!!この状態が朝まで続いてました。
フロア前にオーディエンス殺到。「萌え」外人まで殺到。
何と朝には3人のDJバトルが!最高峰の技術の闘いは凄まじかった…。
2/25 Break’n Jazzライブ レポ(2)
2月25日土曜日19:00、JZ Bratに集合。
今晩のBreak’n Jazzで共演するquasimodeの後でリハーサルに入りました。
渡辺さんの楽器、ヴィブラフォンというのは持ち運びが大変で、ライブや練習の度に毎回バラバラの重い部品を組み立てなければなりません。この日も渡辺さんはroutine recordsの西崎さんと二人がかりで工具を持ち出し、土台の組み立てや鉄琴部の調整など、ほとんど大工仕事のようにトンテンカンと忙しそうです。それを眺めながら生来めんどくさがりのタケシは「たいへんだなあ」と感想をもらし、自分だったら組み立ての途中で気を失ってると思ったようです。
タケシは少年時代、元々サックスが欲しかったのですが、「手入れがめんどい」という事実を知るなりすぐに諦めてしまいました。めんどくない方向で楽器を突き詰めて行くと究極は「たて笛」になるのですが、バンドのパートにはなかなか「たて笛」を必要とする場面が無く、最終的にキーボードに落ち着きました。更に彼は「出来るだけ持ち運びに楽なキーボードを探すためならば、人生の貴重な時間をいくらかけたって構わない」という頑とした人生哲学を持っていますが、言葉のアツい響きの割にあまり立派な内容とは思えません。(彼は小学生の時も「この重いランドセルをいかにして同級生に持たせるか」という命題に熱心に取り組んでいました。尊敬する人物はジャイアンだそうです。)
滞りなくリハーサルが終了。メンバーは一旦めいめい食事などに出かけました。
今回初めてボーカリストとしてステージに立つタケシは、いつものライブと違う緊張を感じているようです。今まで何百回もライブをおこなってきた彼ですが、よし頑張ろう、と声に出して自分を奮い立たせていました。全くもって「頑張ろう」という言葉が似合わない男です。
JZ Bratに戻ると早くもお客さんが満杯で、フロアもアツくなってきています。よく見るとフロアでひときわアツく踊っているのは渡辺さんではありませんか。ライブ前にもかかわらず渡辺さんから溢れるファンクネスはどうにも止めようがありません。先ほどやや緊張を示していたタケシもライブ直前になるとすっかりいつものハイテンションに戻り、ノンアルコールなのにうるさいほどに饒舌です。
三浦さんのドラムと猪俣さんのボンゴの掛け合いから始まるやいなや、タケシが全くのアドリブでコーラスを入れます。やっぱり超アドリブ芸人・タケシ。スタジオ練習と全然違う展開でスタートしてしまいました!
渡辺さんのカウントをきっかけに曲に突入!一斉に沸き上がるオーディエンス!
曲中もタケシはアドリブ連発、我々メンバーは驚きつつ呼応しつつも「どうなっちゃうんだろう!?」と、むしろこのスリルに期待を大きくしました。
MCでは漫才コンビ「タックン・マックン」ぶりを見せつけ、饒舌な二人のベシャリを展開。
スライ&ザ・ファミリーストーン「Family Affair」、リーバイスのCMでお馴染みHipster Image「Make Her Mine」と続くと、タケシはいきなりハンドマイクになり客席にせり出すという、全く予想外の行為に躍り出ました。バンドメンバーの我々もびっくりです!オルガンはたまにしか弾かず、顔芸や振り付けとともにオーディエンスを煽動!
タケシの「スペシャルだろ〜?」のMCを待つまでもなく、あまりのスペシャルぶりに観客も驚き歓喜の嵐!渡辺さんも「ノってる!?」と、味ありまくりのMCを披露、バンドのテンションも相当上がり、勢い余って次の曲がもの凄いスピードでスタートしてしまい、慌ててタケシがアイコンタクトでテンポを下げていました。そのスピーディーな本格派4ビート、タケシの歌が始まれば何とこれはKuwata Band「スキップ・ビート」の高速ジャズカバーではないですか!
タケシはもはやオルガンの位置には戻ってこないほど完全にハンドマイクの独壇場、さっきの緊張していた姿は一体何だったのでしょう?嘘のように攻めのボーカルスタイルです!
ジャンプして曲を締めると矢継ぎ早にカウントが入り、早くもラストソングのシュガーベイブ「今日はなんだか」で場内大合唱。展開部分では「Woo!Yeah!」のオーディエンスとのかけ合い大会に。
「楽しかったのでこのスペシャルユニットのCD作ろう!」と宣言し、ライブは終了!
予想外のことだらけでしたが、中塚武+渡辺雅美の二乗されたファンキー度の凄まじさ、二人の饒舌ぶり、そしてタケシの目立ちたがりぶりが浮き彫りになった夜でした。
このユニットの今後の展開が非常に楽しみなのですが、予測不能過ぎてスタッフの我々としてはどうなっちゃうのか不安もいっぱいです。
スペシャルユニットのライブスタート!
歌うタケシ。渡辺さんも真剣そのもの。
段々ファンキー度を上げるお二人です。
いい感じにテンションが上がってきました!
タケシの鍵盤を勝手に叩く渡辺さん。お茶目!
ハンドマイク寸前のタケシ。それを期待して見てる猪俣さん(Per)。
そのまま客席に突入していくタケシ。
みんな激しくプレイ中!
まさに独壇場。
場内も大合唱!大盛り上がりです。
’06 1/20 GROOVY SAUCE レポ
中塚武が主宰するイベント・GROOVY SAUCEが、土俵をLA FABRIQUEに替えて再スタート!
この冬最高の冷え込みとなった当日ですが、踊りたくてどうしようもないお客さんのテンションで会場は一気にアツいムード。
そしてトップバッター大西陽介(陽ちゃん)もそれに呼応するアツいビートでスタート!
藤澤志保、chakiとバトンタッチする頃には既に最高潮に踊りまくっているオーディエンスのパワー、これは早くも凄いイベントになりそう。
寒空にもかかわらず続々押しかけ、開場から1時間足らずですでに盛り上がりは最高潮。すっかり嬉しくなって、早速飲み始めてしまいました。
そしてi-depの登場、いや、その前に彼らを紹介する中塚武のアナウンスがあります。
GROOVY SAUCEの再始動、そしてお気に入りのバンドi-depに参加してもらった嬉しさに、すっかり結婚式の上司挨拶状態となった中塚武のロングMC。
お客さんのウズウズ具合を頂点まで引っ張ってi-depのライブがスタート!
皆さんご存じのナンバーをナマで連射する彼らに激しく応える観衆、やっぱナマは気持ちええわ〜!!あまりの気持ちよさにアンコール!
ライブ直後にMAKAIの登場、いや、その前にまたも酔いどれ部長・中塚武のロングMCで再度ウズウズを引っ張ります。
豪快にフロアを煽るMAKAIのDJに、LA FABRIQUEの武宮店長も「いや〜いいっすね!」と楽しそう。
そしてGROOVY SAUCEの主将・中塚武が登場、的確な繋ぎとともに1曲毎にスロットルを上げ、フロアは完全にオーバーヒート!
i-dep→MAKAI→中塚武というスペシャルなクリーンアップが完成。そしてお後に控えしは、那須野彰洋、三浦信といった頼れるレジデントDJ陣。
いや〜、このイベントはどこを取っても旨みがしみ出る、海産物満載の鍋料理のようです!
フロアのオーディエンスは最後まで踊りまくっていて、あまりの楽しさに時間の感覚を失っていました。気がついたらもう朝、外は猛吹雪でした。。
次回は4月21日(金)、場所は同じく渋谷LA FABRIQUEにて。もちろん豪華ゲストも!乞うご期待!
新生GROOVY SAUCEスタートです!
この冬一番の冷え込みだったのに、フロアいっぱいのお客さん。みんな元気です!
スーパーバンドi-dep登場!ハードブロウ中の藤枝さん。
それに応える観客の熱気もすごいです!
GSオーディエンスとのすんばらしい一体感!
アンコールにも応えてくれました。i-depの皆さん、ありがとう!
そして酔いどれ部長の「三つの袋」の話。あまりに長くてMAKAI君も苦笑。
MAKAI君の華麗なプレイ!
主将・中塚武も更にたたみかけます!
みんな朝までガッツリ踊ってくれました!次回は4/21(金)!お楽しみに!!
Laughin’ リリースイベントレポ(後編)
11月18日金曜日19:30、LA FABRIQUE集合。
ダイニングバーだった会場を撤去し、舞台と控え室の設営、ライブとショーの音出し・リハーサルを2時間以内に行わなければなりません。
機材の組み立て、配線、モニターの音チェックと、想像以上にやることは多く、スタッフは一秒たりとも手を休めずに作業に専念。
設営に関してはおまかせモードだったタケシも、スタッフの慌ただしい様子を見て手伝う気になったのか、自らオルガンの横にブロックを2段ほど運んでいます。
「何これ?」と尋ねると、どうやらライブ中に気が向いたら登るための台とのこと。
「何それ?」この忙しいのに!と言うのも時間がもったいないほどてんてこまいしていたのですが、後でこのブロックは大活躍するのです。
無事に準備を終え、22:00、開場と同時に続々なだれ込む観衆。
あっという間にスシ詰め状態となり、業務連絡も取れない状況になってしまいました。しかしむしろこれだけたくさんのお客さんに来てもらえてスタッフも満面の笑顔です。
とはいえ秒刻みの怒濤のタイムテーブルが既にスタートしています。緩んだ顔をもう一度引き締めなくては。
GROOVY SAUCEレジデントDJによる攻めのプレイが、会場のボルテージをみるみる上げていく。
そしてすかさずDJタケシにバトンタッチ。それまでガッツンガッツン4つ打ちで鼓舞してきた会場をサイケでグラムなムードにガラリと変え、SHIMAのmini showが始まりました!
とってもカワイイモデルさん達が次々壇上へ上がるなりバッサバッサと髪を切られ、キュートでちょっとエッチなディーバへアレンジされていきます。
カットを終えた彼女達がエロティックにDJタケシに絡むものだから、彼の鼻の下は伸びっぱなし。
次ライブなんだから、その顔はまずいなあ。誰かアイロンでもあてといてくれ!
SHIMAのmini showですっかりヒートアップした会場。突如としてどこからか流れる「The Theme of “JOY”」!それに合わせてエレキベースの竹下さんがワイルドにビートを刻み始めると、オーディエンスが歓声を高めながら踊り出す。
庵原さんのフルートとタケシのピアノが激しくユニゾンし、会場のグルーヴと演奏のグルーヴが次第に一体化してくる!
そう、皆が待っていた本日のメインイベント、中塚武スペシャルライブのスタートです!
「Melody Fair」で岡田響子さん、「Lift Me Up to the Sky」ではdNessaファミリーが壇上に上がり、音のダイナミズムを増していく演出で、ライブ序盤から既に観客の体温もフロアの気温もヒートアップ!
そのアツさのせいか「Lift Me Up to the Sky」のセカンドコーラスに差し掛かったところで突然Macがフリーズし、肝心のオケがストップしてしまった!
しかし鉄壁のミュージシャン達は全く動じることなく堂々とオケ無しで完奏。観客の中にはオケがストップしたことなど全然気づかない人もいたみたいです。
マックの復旧を待つため、おしゃべり男・タケシの独壇場、長〜いMC。「あなたは志村けんではない」という注意を全く守らず、『8時だヨ!全員集合』における志村級のカリスマ性を発揮して会場のボルテージをあげると、次の曲「Hooray, La La」のサビでは会場全体がビートに合わせ、両手を挙げて左右に振ってくれている。
う〜ん、『全員集合』に比肩するこの一体感。ライブはこうでなくては!
そのビートのままdNessaファミリーによるスロウなアカペラが始まると、観客は「これ何の曲?」ととまどっている様子。
だんだんスピードを上げてリズムがスタートすると、おお、これは何と「Magic Colors」!
まさかこの曲をライブでやるとは。客もビックリ、スタッフもビックリ。タケシしてやったり。
凄まじい勢いでアッパーに転じた観客を、さらに煽動するようにタケシはオルガン横のブロックに登ってアピールしまくり。自ら運んだブロックが大活躍ではないか!
「Stay」のラストのキメが終われば、会場中がまさに興奮のるつぼ!
メンバー同士握手を交わして成功を讃え合いながら、スーパーDJ・田中知之さんをステージに招き入れる。
タケシとはかねてより親交の深い音楽仲間。
ガリガリ君ダイエット男と包容力満点の田中さんが抱き合うという、次世代のシーンを担う音楽革命児2名が同じ壇上に立った歴史的瞬間です!
グイグイと惹きつけるパワフルなプレイがスタートし、観客も呼応して踊り狂う。
強烈なカットインと見事なフェーダーワークでフロアの興奮を巧みに操る田中さん。さすが!
爆裂ライブに続き、圧巻のDJプレイで会場を沸騰させてくれました。
DJを終え別会場へ向かう田中さんを送り出し、再び中塚武のDJ。全くこの二人は忙しいったらありゃしません。
タケシはSHIMA mini showと曲調をガラリと変え、脳しんとうを起こさせる凄まじいハウス目白押しで、三たびフロアを沸点に導く。常識外れの三度炊きで観客は男も女もツヤツヤの食べ頃に!
そしてこれでもかとGROOVY SAUCEチームによる四度炊き!
猛烈に濃い〜い内容のこの夜のイベント、一年分踊ったんじゃないか?と思われるくらい、観客のパワーもものすごいです!みんなありがとう!
ライブ中に思わぬハプニングがあったりしましたが、こういう想定外の事態も生イベントの楽しみの一つ。
最後にDJブースに立ったタケシは「こんなに素晴らしい仲間と一緒にイベントが出来て、僕は幸せ者です」と一言。
いやいや、タケシ君。こんな場面に立ち会えた我々スタッフこそ幸せ者ですよ。
こんな楽しくアツイ夜は、是非何度も味わいたいものだ。というわけで早速2006年1月20日を皮切りに、LA FABRIQUEにて新生・GROOVY SAUCEを開催していきますよ!ご期待下さい!!
鉄壁の布陣とともにリハーサル中。左は庵原さん。
タケシとdNessaファミリー、岡田響子さん。
いきなり超満員です!
エロカワイイSHIMAのmini showのモデルさん達。左手前にDJタケシ(柱の影になってますがもちろん鼻の下延長中!)
始まりました中塚武のアドリブ長ゼリフ。
MCが終わらないのでメンバー苦笑中。タケシの奥のベースの竹下さんも呆れています。
Laughin’ リリースイベントレポ(前編)
小学校時代、番長の身でありながらリコーダーでゲーム音楽を吹きながら下校していた「笛吹き番長」が、とうとう独自のアルバムリリースイベントを立ち上げるまでに到りました。
「あのナカちゃんが…」「あのタケが…」と旧来の友人達からも昔のあだ名で数々の驚きの声や応援のメールをいただくほどイベントへの期待感も盛り上がる一方、イベント準備はたいへんなのです。
そのナカちゃん、今回はDJだけでなくライブも行い、しかも10人編成のバンドリーダーを務めるのでなおのことたいへん。
11/12山口、11/13名古屋のイベントでのDJを終え、その足でそのまま休む間もなく11/14、スタジオでのライブリハーサル。
サックス&フルートの庵原良司さん、JOY以前からご一緒させて頂いているベースの竹下欣伸さん、フィーチャリングヴォーカルの岡田響子さん、ヴォーカル&コーラスのdNessaファミリー、、、もはや伝説となった10/1の渋谷JZ Bratでの中塚武ソロ初ライブでも観客の度肝を抜いた鉄壁の布陣。これだけ個性的なミュージシャンが集まると、我らが笛吹き番長でないと統率するのはたいへんなのです。(ちなみにタケシの担当楽器は笛じゃなくてオルガンです)
竹下さんとタケシが一緒になるとバカ話がなかなか終わらないし、岡田さんはスタジオまでの道を間違えて緊急連絡が来るし、庵原さんはマスク着用で風邪をおしての参加にもかかわらず、度々マスクをはずしてdNessaファミリーの尻を見ながら「黒人の尻はさすがですよね」とか余計なことを言うといった具合に、皆さん個性を出しまくり。
しかしさすが一流ミュージシャン達、ひとたび音がスタートすれば素晴らしい演奏を展開します。
Laughin’の曲をライブ用の音にするためタケシも的確な指示を出し、その場のスタッフ全員が「これはすごいライブになる!」という確信を得てリハーサルは終了。
「いやあ〜、素晴らしい!僕のやることは何も無い!」
いやいや、タケシ君。オルガン、ピアノの演奏はもちろん、オケトラック準備、ライブ中の指示出しにコーラスなど、アンタがいちばんやることありますよ!
例えばMC。
彼のMCは基本的には安心なのですが、彼が率いるバンドQYPTHONEの初期のライブで「こんばんは、志村けんです」とMCを始め、客席をドン引きにおとしいれた経験があるので油断は出来ません。
あと、放送禁止用語を連発する可能性もあるので、MC時の注意事項を彼に伝えておきました。
・放送禁止用語は使わない
・あなたは志村けんではない
翌11/15、スタジオリハーサルでライブの最終チェック。
昨日のリハで掴んだヒントや、オケの尺が足りないところなどを盛り込んで、更に凄味を増す。
「当日もよろしく!」と笑顔の竹下さんらミュージシャン達を送り出し、タケシはそのまま当日の会場セッティングやタイムテーブル等のミーティング。
DJ、ライブ出演者としてだけではなく、当日のイベント統率者としてイベント全体の細部に渡り目配せを怠らない。
細かい配慮が出来ないと番長は務まらないのです。
「ケーブルの本数は、任せるわ!」「スタッフパスね、任せた!」
番長たる者、あまり細かいことにこだわり過ぎてもいけません。
ライブからDJへの転換の方法、SHIMAのヘアショーの時間や音のタイミングなど、綿密に打合せ、当日まで分からない不確定要素もたくさんあることを再認識。
人生最大に多忙な3日間になることに気が遠くなりながら、次号「後編」へ!
眠らない男
朝・昼・夜・夜中・朝方、いつ電話しても中塚武はだいたい起きていて、「おいっす〜」と元気に電話口に出ます。毎日を音楽にいそしむ疲れ知らずのワーカホリック男・中塚武は、いったいいつ寝ているのでしょうか。
どうやら彼は、一日の中で小刻みに睡眠を取っているらしいのです。
渡り鳥は飛びながらでも眠り、マグロも泳ぎながら眠り、サバンナの動物たちも決して長い睡眠は取らないといいます。周囲の敵や獲物の動きを決して逃さないよう、常に神経を鋭敏にとがらせているとそういう眠り方になるんだそうです。人間でも、危険と隣り合わせの生活を送る者達、たとえば軍人は行軍しながら眠り、タケシが敬愛する『ゴルゴ13』も一日の睡眠を5分で済ませるという特技を持っています。
ということは彼はまさに野生生物やゴルゴと同じ眠り方、どんだけデンジャラスな生活をしているというのでしょう。あるいは、地下鉄を地下に入れることを考えすぎて眠れなくなってしまった往年の漫才師のように、アホなことを考えてて眠れないのでしょうか。
何度か彼の寝姿を目撃したことがあるのですが、彼はなぜかずっと「うつぶせ」で寝ています。短い眠りの原因は、もしかして単にこのうつぶせという姿勢のせいで深く眠れないだけなのかもしれません。
いや待てよ?
うつぶせの寝姿を目撃した海外ライブ遠征の時などは、彼は観光の時間を削っても人よりたっぷり眠っていることが多い。ということは小刻みではあっても、割とたっぷり寝ているのかな?こちらが知らないだけで、「おいっす〜」と元気に電話口に出た以外の23時間は、ずーっと寝ていることだって考えられます。
寝る子は育つ、と言いますが、彼は最近なぜか身長が伸びたそうです。
考えれば考えるほど夜も眠れません。
熱い男
熱き男・中塚武ですが、その熱さが高じて沸点を迎えると、とんでもないことをしでかしてくれます。
特に彼の所有する機械類は、彼の熱の高ぶりに日々ビビっているようです。彼はよく機械を壊したり無くしたりしてしまうのです。
本人は「たぶん自分の身体から微弱な電流が流れていて、機械になんか影響がある」とか言っているのですが、なんのことはない、扱いが手荒なのです。
パソコンのマウスの反応が悪いと、マウスをデスクにガンガン打ちつけたり、携帯の通話状態が悪くなると携帯をそこらにガンガン打ちつけたり、機材に付いているボタンやレバーの調子が悪くなると、だいたい鈍器でガンガンやっています。
また、DJで地方に行ったりすると、だいたい何か忘れて帰って来たり、でかい機材を車のトランクから出してそのまま置き去りにして無くしてしまったこともありました。
先日のアップルストア渋谷のライブでも、演奏の熱が高じて首から下げていたiPod shuffleを吹っ飛ばし、どこかへ行ってしまったらしいです。
通話中電波が悪くてぶん投げて壊した携帯・電話の子機数台、隣の車に幅寄せを仕掛けていたらよそ見して車止めにぶつかり、みごとに大破した車数台、「ありがとう!」とDJ終了後モテモテの喝采の中、有頂天で忘れてきたレコード・CD数十枚、いずれも「微弱な電流」などではなく、本人のほとばしる熱いビートのせいで起こった彼の周辺機器の悲しい末路です。
熱い男はまた「暑い」のも好きらしく、春は遅くまで、秋も早くから暖房を入れ、ついでにストーブも出してヤカンを乗っけて部屋に暑い蒸気を充満させ、これもまた彼の部屋の機材にとってははなはだ迷惑な状態にしてくれます。
今年ももう9月、そろそろ彼の部屋に暖房が入る季節ですね。
ワーカホリックな男にとっては欠かせない周辺機器。武君、ゲームウォッチだけでなく、他の機械にも優しくしてあげてね。
表情豊かな男
先日、名古屋のApple Store Sakaeにて、ライブをおこなってきました。
中塚武のライブパフォーマンスといえば、オルガン、サンプラー、DJ、などを思い浮かべる人が多いと思いますが、真骨頂は何と言っても「顔」!
困った顔、情けない顔、残念そうな顔、なんでそんな表情が演奏中に出てくるのかは謎ですが、この名人級の「顔芸」に注目すると、彼のライブをいっそう楽しむことが出来るのです。
当日も彼の顔芸が炸裂し、1階から観ていたコギャル二人組が大笑いしながら踊っていましたよ。
「あんな面白い顔は見た事がない。」「すごかった。顔が。」
ちゃんと演奏も聴いていてくれたのか心配になるほど、彼の顔芸に対する評価は高いのです。
顔の表情筋をたくましく発達させた中塚武ですが、おかげで彼の表情からは簡単に現在の彼の気分を読み取ることができ、スタッフの我々にとっても相当便利。
「今怒ってるみたいだから近づかない方がいい」とか「笑ってるけどなんか怒ってる」とか「普通にしゃべってるけど相当怒ってる」とか、火災報知器のように我々に危険を知らせてくれます。
しかし怒っているときよりもむしろ、本気で喜んでいるときの方が危険度は高く、嬉しそうに延々長話を続け、最後までつきあわされます。
中塚武が相当嬉しそうに近づいてきたとき、あなたはこれから先の予定を全部キャンセルするつもりでつきあってあげて下さい。